交換略字【】
[音] | サツ |
[訓] |
《意味》
【薩摩芋】さつまいも
ヒルガオ科のつる性植物。温帯では一年草、熱帯では多年草。
根は塊状でデンプン質に富み、食用。
Wikipedia「サツマイモ」
「甘藷」とも書く。
【菩薩】ぼさつ
梵語「bodhisattva」の音訳「菩提薩埵」の略。
【拉薩】ラサ
チベットの首都。
Wikipedia「ラサ市」
《字源》
声符は「産(さん)」。
「産()」は「文+厂(かん)+生」で、「文」は文身、「厂」は額の形。
子供が生まれたときに、子供の額に儀礼として文身を加えることを「産」という。
成人式では「彦」、儀礼の様子を表す「頁」を加えると「顔」になり、儀礼の際に入れ墨を加えた顔貌を表す。
葬儀でも文身をし、「文・爽・奭」という。
《字体》
「」の部分は、唐代の楷書からすでに「」のように書かれてきた。
手書きの楷書では「」のように書く方が自然。